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二代目いっかん先生のワンポイント講座

今回で「2代目いっかん先生のワンポイント講座」も最終回。
適性検査直前に選んだ問題はこちらです。


解答・解説はこちら



 ひとこと

適性検査までいよいよ数える程度の日数しかなくなってしまいました。
今回は適性検査らしい、長文や図や表を読み取り、計算をして答える問題を選びました。
正しく問題文を読み取ることができれば、決して難しくない問題です。
発光ダイオードは2014年に中村さん、天野さん、赤崎さんの3名がノーベル賞を受賞したことで再び脚光があたりました。
是非、ニュースにも興味を持ちつつ、多くの問題を当日まで解き続けてもらいたいと思います。

二代目いっかん先生のワンポイント講座

今回扱う問題は「規則性」です。では、問題を見てましょう。


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 解答

【問題1】(例)●○○●
※説明は以下の解説をご参照ください。
【問題2】○●●●○●●○●●○○


 解説

【問題1】問題文にある「碁石を4個並べた」というのがポイントです。
表を見てわかる通り、方位を1回指示する分にはルールBも問題がありません。
そのため、2回以上の指示(北→西など)の場合を考えていく必要があります。
碁石が4個並ぶ組み合わせとしては、碁石の数がそれぞれ(4個)、(1個と3個)、(2個と2個)、(1個と1個と2個)、(1個と1個と1個と1個)の5通りがあります。
解答」で挙げたものは「西→北」と「北東」で重なってしまいます。
その他にも「南→南」と「南東」で重なってしまう「●○●○」という解答や「北→南→北」と「南西→北」で重なってしまう「●●○●」という解答など様々な例がありますね。

【問題2】図2を見ると、スタート地点の学校は南西に、ゴールの警察署は中央よりやや北東にあることがわかります。
この状況で学校から警察署まで4回の指示で進むためには
「北東→北→東→北東」「北→南西→南西→北東」の2通りしかありません。
この2つのルートの道のりを比べてみると、後者の方が長くなります。


 ひとこと

規則性というと、どうしても複雑な計算や式を思い浮かべてしまいがちですが、このように計算がないような問題も、実際に過去に出題がされています。
その中でルールを理解し、問題点を探っていくという情報処理能力が求められていきます。
似たような形の問題は全国の適性検査に多数出題されています。
当日の適性検査までに多くの問題を解いてもらいたいと思います。



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今回扱う問題は「図形」です。得手不得手が分かれやすい部分なので、得点の差がつきやすい部分とも言えます。では、問題を見てましょう。


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 解答

229本
※説明は以下の解説をご参照ください。


 解説

たてと横の棒でそれぞれ考えていきます。

たての棒は左から数えていくと
1段では、(1+1)で2本
2段では、(1+2+2+1)で6本
3段では、(1+2+3+3+2+1)で12本
となっています。
そのため10段では、次のような式になります。
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+10+9+8+7+6+5+4+3+2+1=110

横の棒は上から数えていくと
1段では、(1+1)で2本
2段では、(1+3+3)で7本
3段では、(1+3+5+5)で14本
となっています。
そのため10段では次のような式になります。
1+3+5+7+9+11+13+15+17+19+19=119
※(1+19)+(3+17)+(5+15)+(7+13)+(9+11)+19と計算しましょう!

たてと横を合わせると
110+119=229となります。


 ひとこと

図形はたしかに苦手な人の多い単元です。その図形問題を解けるようになるコツは 「自分がわかる形で考えること」と「数をこなしてパターンに慣れること」です。
受験生にとっては体調も心配な季節になってきました。
体調管理も受験対策の一環として、ご家庭で一丸となって取り組んでください!



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今回のテーマは「対照実験」です。基本をキッチリと抑えることができれば、得点のしやすい部分ですので、理解できているかどうか、確認してみてください。


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 ひとこと

長々と説明しましたが、「どれとどれを比べるか」ということが分かれば、実はあっという間に解ける問題ばかりです。
今回のような比例・反比例が関わってくる問題は、特に表やグラフが出てくる場合、よく見られます。
いよいよ秋らしい天候になり、受験生たちはスパートをかける時期です。
問題を解く中で、1人ひとりの課題を明確にし、そしてそれを克服していきましょう。



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先月に引き続き、問題のテーマは「組み合わせ」と「推理」です。
6年生のお子さまは、是非【10分】という時間制限の中で解いてみてください。


 問題


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 ひとこと

前回お伝えした「粘り」が必要な問題を選びました。
まずは、一見どこからが問題なのか分からないような文章を理解する必要があります。
そのうえで、実際に問題のルールに従って、試行錯誤をしていく…。適性検査の中には思考力ならぬ「試行力」を求める問題も頻繁に出題されています。
最初に付け加えた通り、この問題は多く見積もっても10分以内に解く必要があります。
受験生たちには是非、時間内に解き終えるスピードも合わせて身につけていってもらいたいです。


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今月の問題のテーマは「組み合わせ」と「推理」です。
粘り強く考える力が必要になります。


 問題


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 解答

問1 90分・1600円
   (90分・1800円か90分・2000円でも可)
問2 組み合わせ① タオルケット・シングル毛布・ダブル毛布
   組み合わせ② かけぶとん・かけぶとん・ダブル毛布


 解説

問1
タオルケット(1kg)・シングル毛布(3kg)・ダブル毛布(6kg)・カーペット(9kg)の重さの合計は19kgです。
最も洗濯時間を短くする方法は「全てを同時に洗濯し、乾燥させる」ことです。
そのためには、洗濯する際には「B」と「C」の機械を使い、乾燥させる際には「A」と「B」と「C」の全ての機械を使うことになります
大きいものから順に、機械に入れていく洗濯物を決めていけば、答えを出すことができます。



問2
考える上での条件は3つです。
①早い方法で80分かかる
②安い方法で800円かかる
③洗濯物が3つ

①の条件から、洗濯で「C」を使わずに、乾燥では「C」を使う重さだと分かります。
つまり、10~13kgとなります。
②の条件から、乾燥では「C」のみを使う重さであるとわかります。
上記のことから、洗濯物の重さが10kgと分かります。

あとは③の条件に当てはまるような組み合わせを考えていきましょう。



 ひとこと

適性検査の多くの問題は、「分かれば簡単」だけど「考えなくては解けない」ものです。
問題を解いている間はとても大変と感じられると思いますが、頑張って粘ってみましょう。
また本番に向けて、多くの問題を解くことが経験となり、自信に繋がります。
様々な問題にチャレンジしてみてください。


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県立適性検査Ⅱ 問3(1)イ



今回は県立中高一貫校の適性検査から問題を取り上げます。
問題のテーマは「つりあい」。理科の中でも苦労するお子さまの多い単元です。
それでは、問題を見てみましょう。


 問題


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 解答

かおるさん:⑦
ひろしさん:③
ゆうこさん:②


 解説

【ポイント】
つりあいを考えるときは「支点からの距離」×「重さ」で計算をします。


3人の体重はほぼ同じなので、「支点からの距離」がシーソーのつりあいに大きく影響します。 また、3人を分けるため、左右にそれぞれ2人と1人で分かれることになります。
どの椅子を選べばよいかを考えるには【ポイント】の掛け算を使います。
「2人の方の支点からの距離の合計=1人の方の支点からの距離」という条件を満たす必要があります。
その条件を満たすのは、2人→②と③、1人→⑦のみとなります。
また、つりあうためには、掛け算の答えを同じにする必要があります。
ここまで分かれば、後は実際に数字を当てはめて計算すれば正解が出るでしょう。



 ひとこと

いよいよこれから夏休みに入りますね。
夏は学習量を確保するには最適の時期になります。
上手に時間を活用し、多くの問題を解いていってもらいたいと思います。


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市立南高附属中の適性検査



こんにちは、『二代目いっかん先生』の茂田井です。
今回取り上げるのは市立南高附属中の適性検査の問題です。
身近なことをテーマにした表とグラフの読み取りです。非常に適性検査らしい問題と言えます。
それでは、問題を見てみましょう。



 問題


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 解答

(1)1
(2)3538円


 解説

ポイント
資料3とその注釈より水道の料金のシステムが「基本料金+従量料金」となっていることを読み取りましょう!


(1)
基本料金が1170円なので、使用水量が0m3としても料金はかかることになります。したがって選択肢から2と4を消すことができます。
残すは1と3ですが、2つのグラフで大きく異なるのは10m3~20m3の箇所です。資料3の表によると、1m3あたり、128円ということなので、10m3(10m3~20m3で、1280円と分かります。
したがって、答えは1となります。


(2)
問題文に「4人世帯」とありますので、使用水量は26m3となります。
26m3使用した場合の水道料金を求める式は「基本料金+(0m3~5m3の従量料金)+(5m3~10m3の従量料金)+(10m3~20m3の従量料金)+(20m3~26m3の従量料金)」ですから、以下のようになります。
1170+0+110+1280+978=3538円



 ひとこと

問題そのものを理解してしまえば、おそらく楽に解けてしまう問題です。
注釈にきっちり目を向けた上で表やグラフを読み取ることができるかどうかがポイントになります。
冒頭にも書いたとおり、身近なテーマで作られた、適性検査らしい問題です。
同じような内容で携帯電話をテーマにして作りかえることができますね。
対策として、多くの適性検査に触れることはもちろんですが、ご家庭でも「水を出しっぱなしにしないの!」と叱るときに一緒に理由も添えられると良いでしょう。


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市立川崎附属中の適性検査



こんにちは、『二代目いっかん先生』の茂田井です。
今回取り上げるのは市立川崎附属中の適性検査の問題です。
ダンゴムシの不思議な生態について書かれていますが、その知識はほとんどの方は持っていないと思います。そのような問題に、どのように向き合ったら良いのかをお考えいただきたいと思います。
それでは、問題を見てみましょう。



 問題


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 解答(例)

ジグザグに進まずに、同じ方向に曲がり続けると敵のいた元の場所にもどることがある。
ジグザグに進むことで、元の場所にもどることはなくなり、敵から遠くにはなれることができるから。


 解説

問題文に条件として出ていることを前提に考えるようにしましょう。
「ジグザグに進む場合」→「ジグザグコース」
「ジグザグに進まない場合」→「8の字コース」や「ぐるぐるコース」
と考えることができます。
この2種類のコースの異なる点は、同じ向きに連続して曲がることがあるかどうかです。
ジグザグ進むことが逃げることにつながるという会話文のヒントを基に考え、2種類のコースを見比べると、スタート地点との距離が違ってきていることが分かります。
以上のことをまとめると、解答例のようになります。


 ひとこと

今回のテーマに挙げた「知識のない問題にどう立ち向かうか」ということですが、適性検査の場合は非常に多いケースだと思います。
まず行うべきは、問題を丁寧に読み取ることです。何を、どのように答えるのかを確認しましょう。
また、問題に出てくる条件に対応するような解答を作ろうとすることで、答えが出てくることも少なくありません。
まずは書き出してみる、ということも答えに向かうステップになるかもしれないので、試してみると良いでしょう。
いずれにしても、一般的に教科別の試験には出てくることの少ないタイプの問題です。様々な適性検査の問題を解いていくことで力を身につけてもらいたいと思います。


二代目いっかん先生のワンポイント講座

神奈川県立平塚・相模原中学校の適性検査



こんにちは、『二代目いっかん先生』の茂田井です。
今回は、神奈川県立平塚・相模原中学校の適性検査からの出題を取り上げます。
両校ともにいよいよ今年度、中高一貫校となって初の大学受験を迎えますので、その結果にも注目していきたいところです。 それでは、問題を見てみましょう。




 問題


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 解答

(1)あ:山形県 い:4

(2)A:② B:③ C:⑤ D:① E:④


 解説


 ひとこと

今回の問題のテーマは、先月に頻出とお伝えした「単位量あたりの大きさ」と「割合」です。最初に取り上げはしませんでしたが、市立川崎の適性検査でもこのテーマの出題はありますから、どの学校でも取り上げられている、ということになります。
基本式を理解した上でスピード感を持って、確実に計算する力が求められています。そのためにも、多くの問題を解くことで力をつけるようにしましょう。


二代目いっかん先生のワンポイント講座

市立南適性検査Ⅱ 4問題 2 ・ 3

こんにちは、『2代目いっかん先生』の茂田井です。
今回は、今年3月に行われた横浜市立南高校附属中の適性検査からの出題を取り上げます。
中には神奈川女子御三家の一つ、フェリス女学院中に合格しつつも、南高附属中へ進学を決めたお子さまもいるそうですから、ハイレベルな中学校生活が目に浮かびますね。
では、問題を見てみましょう。


 問題


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 解答

問題2 (1)1.04g (2)イ

問題3 B→A→C


 解説

問題2
(1)
ビーカー③の食塩水の重さ:1120g
ビーカー③の食塩水の重さ:1075cm
1120÷1075=1.041・・・
         ⇒1.04g


(2)
158÷1.04=151.923・・・
        ⇒152cm


問題3
デンプンの量が多いと1cmの重さが大きくなり、結果沈みやすくなります。
問題はデンプンの多い順に並べるので、沈みやすい(表では×が多い)順に並べましょう。


 ひとこと

適性検査で頻出の「単位あたりの量」を題材にした問題です。
先月の「速さ」、今月の「単位あたりの量」、そして「割合」は適性検査でも特によく扱われます。
今回の問題は特に、間違えるわけにはいかないレベルの問題ですから、数多くの問題を解いて必ず得点できるようにしましょう。


二代目いっかん先生のワンポイント講座

市立川崎 適性検査Ⅱ 問題2(6)(7)

こんにちは、『二代目いっかん先生』の茂田井です。今月から私がこのコーナーを担当します。
今回取り上げるのは先月行われた適性検査の中から、新規開校で話題を集めた川崎市立川崎高校附属中学校の問題です。説明会で配布された出題例より「どのような問題が出るのか!?」と注目されていましたが、非常に適性検査らしい、取組み甲斐のある問題ばかりでした。
中でも今回は、適性検査らしい「科目横断型」の問題を取り上げています。では、実際に見てみましょう。


 問題


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 解答

(6)常に時速320kmで走っているわけではないから

(7)イ、ウ、オ


 解説

(6)駅への停車時や、駅からの出発時、またカーブ前の減速(スピードを落とすこと)などにより、常に最高速度で走ることはありません。ここでは、最高速度で走り続けるわけではないことを書きましょう。
なお、今回の最高速度のような速さを「瞬間の速さ」といいます。一方で、普段の算数で使うような速さは「平均の速さ」といいます。


(7)2種類の新幹線の情報を整理してみましょう。するとこのようになります。



2種類の新幹線の速さを比べるためには、
東京‐新青森の新幹線の679.4kmと2時間59分(179分)で計算しているものと
東京‐秋田の新幹線の662.6kmと3時間45分(225分)で計算しているもので比べる必要があります。

したがって、答えはイ、ウ、オとなります。



 ひとこと

昨年の神奈川県立(平塚・相模原)の適性検査にも出題された「速さ」をテーマとした問題です。そのため、速さの3公式(き・は・じ)を理解しておくことが必要です。ただし、難しい計算ができる力だけでなく、長い会話文を読み取る力も求められています。
来年の受検生の皆さん、早めに適性検査を意識した学習を進めましょう。