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中学生 多読レポート


中学生が、日々、学習する大きな目的として「神奈川県の公立高校入試」が挙げられます。その大きな特徴は、「活字の量がとても多い」こと。国語の場合、素材文の長さは文字数の少ない出題の都道府県のおよそ2倍に相当する例もあります。
読解が大変なのは、国語や英語だけではありません。他の科目でも、出題される資料やグラフ、問題文の読み取りなどはかなりの文字数になります。
つまり、神奈川県入試=短時間での高い情報処理能力が必要とされる入試なのです。

運動部に所属している生徒ならば、「左右の脚を交互に前に出せば、速く走ることができる」という理論は自明、その上で「走りこみ」「ランニング」をしなければ、結果は出せないということは分かりきっています。
学習も同じです。とくに、文章の読解では同じことが言えます。走ることと同様に、文章を読む・書くことは、ある程度は誰にでもできます。しかし、スピードと正確さを併せ持つことは難しいのです。
そこで、練習=多読です。Qゼミでは、中1・中2の国語の授業の凡そ半分が多読の授業です。やり方を知っていても、練習しなければ身にはつきません。
小さい子どもは、生活体験と併せて読み聞かせによってことばや文字を覚えます。音声ファイルが同じ役割を果たしてくれるので、若干、難易度の高い文章でもさらりと読むことができるのが多読授業のメリットです。
本を読む習慣など、まったくない!生まれてこのかた、教科書以外の本を読んだことがない!という生徒も、昨今では珍しくありません。それでも、多読授業を進めていくと
「○○は面白かった」
「Eグレードの△△は面白くない」
「自分ではこんな本は読まないなー」
と言いつつ、40分間、しっかり1冊の本や物語に取り組めるようになるのです。気に入ったので、自分で同じ本を購入した・同じ作家の本をお小遣いで買った・・・という声も聞かれるようになります。

書物の中に、自分の知らない世界があること、それを自分で切り拓くことの面白さに目覚めること。それができれば、テストの素材文や問題文の活字の読み込みへの抵抗感もおのずと減っていきます。なぜなら、どんなテストでも、やさしい物語よりも確実に短い分量の出題しかされないのですから。