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2017 公立高校入試 5科目分析!


2/15(水)~17(金)にかけて、神奈川県の公立高校入試が実施されました。ゼミ生に限らず県内受験生のみなさんおつかれさまでした!
Qゼミ入試情報室では早朝の高校校門前や駅前でのゼミ生応援から戻ってきた先生たちが各拠点校舎に集まり、試験が終わった直後から5科目の問題分析を行いました。さっそくその結果をお知らせします!中2、中1のみんなも必見です!
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総 評

マークシート方式での解答選択の問題が半数以上であったことで、自分が出した答えが選択肢になかった段階で間違いであることが確かめられてしまったり、あるいは、まったく解けない場合でも何となく選んで当たったなども可能になってしまい、その影響での平均点の上昇のはあり得るだろう。
問題傾向としては、今まで問1と問2で出題されていた計算や小問集合が問3にまで広がり、問1から問3の問題だけで50点分、つまり半分を占めた。 問4の(ウ)は辺の比とから面積比を考えたり、別解では等積変形利用したりなどが考えられるが、例年の2次関数のレベルよりは難易度が高いものとなった。
問5の(イ)は積が60の倍数という条件を満たすものを探すのに時間がかかってしまい苦労した、ここで時間を使ってしまい最後まで終わらなかったとなってしまった受験生は少なくなかったと推測される。
問6の問題は例年通りの傾向であったが、更にはQゼミのラストスパートNO4で扱った問題とかなり類似していたので、テスト終了後にQゼミ生に取材したところ「かなり似た問題が出たので、びっくりした。かなりできた!」という生徒が多かったのには嬉しさを隠せない。
問7の円の証明だけ全記述であるが、入試問題の定石である円周角や二等辺三角形の性質などを利用すれば相似の条件を見つけるにはさほど難しくはないはずだったと思う。ただし、ここまでに時間を使いすぎると全記述をするのに時間が足りなくなってしまったというケースもあったであろう。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

今年は全体的な難易度は例年通りだったが、来年がどのように変更があるのか、あるいは無いのかなど、100%完璧に予想するのは誰もできません。受験生としてはできることは、まずは過去問などを活用し、神奈川県入試の問題の傾向を学びつつ、それら1問1問をしっかりと理解し、一度やった傾向の問題が次に出た時はできるように、着実に身に着けていくことです。その上で、全国の入試問題などで数多くの入試問題に触れ、応用力を養っていくことが理想ではないでしょうか。





総 評

全体的に昨年度の形式をほぼ踏襲した出題となった。ただ細かく見ると並べ替え問題が全体で1つの会話文になった点や問5、6の英作文が昨年の2題ずつからそれぞれ1題ずつに減った点、最後の問9長文の設問が1つ減った点や長文の素材文が短くなった点などから見て平均点は昨年より上がると見られるが、今年から導入されたマークシートのミス(塗り間違い等)がどの程度あるのかが初年度だけに未知数と言える。
また昨年度の形式を踏襲したという点に関しては、問2の単語記述補充は日本文は今年も提示されず、問1のリスニング(ウ)では聞き取った英文を踏まえて一部書き換えた英文を作成しなければいけないなど、確固たる英語力がなければ対応出来ない形式が2年続いたことで、大学入試改革を見据えた神奈川県入試英語の基本スタイルは当面、この形で落ち着くと思われる。
読解問題については素材文に書かれている内容を正しく理解出来ていなければ間違える選択肢(例えば問7(ア)ではFrom the tableとある一文の最後に来る選択肢が正答となるので、Graphの内容を正しく表現している選択肢3では誤答、また問9(ウ)では選択肢5は「自販機に住所が書かれていること」と「人々が自分の居場所を知る」の因果関係が逆になっているなど)が与えられていた。間違えてしまった受験生も少なからずいたと思われるが、逆に言えば流石入試、よく練られた良問と言えよう。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

入試に対応出来る英語力は一朝一夕で身につく物ではありません。学年に応じた①単語力・②基礎文法力を確実に積み上げ、その上に③英作文力・④英文読解力(速読力)を構築しなければ、全く歯が立たない問題です。ただ逆に言えば中学で習得すべき英語力が定着していれば、目標点はクリアできる問題です。今の自分は上記①~④のどこにいるのかを分析し、早速今日からその克服に向けた「継続的」な勉強を始めましょう!





総 評

「問1漢字・文法・俳句の解釈」
漢字の書きとりがなくなり、同じ漢字が使われている熟語を、選択肢から選ばせる出題に変更された。文法は昨年同様、助詞の用法が出題された。
「問2古文」「問3小説文」
素材文の量・設問難易度ともに例年のレベルを踏襲している。記述の設問形式がなくなった分、受験生は解きやすかったであろう。
「問4論説文」
経済と社会の関係を論じるテーマの素材文が出題された。中学生にとって、あまり見ない論点かと思われたが、設問は平易であったように思われる。
五十五字以内の記述問題は、傍線直前箇所からではなく、指定語句部分を組み合わせて作成するのがポイントであった。
「問5グラフ・資料の読み取り」
記述問題は文中の3箇所の記述ポイントをつなげると模範解答になった。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • 読解問題はこうやって対策しよう!
    出題内容・形式・難易度ともに過去の出題を踏襲し、落ち着いた感がある。
    ここ数年の過去の入試問題を丁寧に検討することが、もっとも有効な学習であろう。今後、文章量が増加したり、記述問題が増えたりといった変化も考えられるが、その場合に慌てないよう、全国の公立高校入試問題を毎日1題などと決めて解くのも有効だろう。
  • 記述問題はこうやって対策しよう!
    まずは記述問題を避けずに書くこと。そして書いた文章を学校や塾の先生に採点・添削してもらうとよいでしょう。
    最後に漢字、文法、古文などの知識を中心とした問題は、中学校で学習する教科書の内容をしっかり復習して、自分のものにしておきましょう。




総 評

昨年に引き続き、今年も易化する結果となった。今年も平均点が上がることが予想される。計算を必要とする問題は約16点分、内容も複雑な計算は無く点数は取りやすかった。また、今年の実験の問題では「結果や目的から何が問われているのかを考える問題」が出題された。記述では25字・20字以内で記述問題が出題されたが、指定語彙やキーワードを入れるだけで半分近く埋まる為、自分で考える部分は少なく、例年より点は取りやすかったと思われる。
配点は3点×12問、4点×16問の計30問と問題数は昨年と同じ。
完答の問題は2問の8点分と他の教科と比べ高配点の問題はなかった。
学年別配点は中1(31点)、中2(25点)、中3(44点)となり、中3からの出題が全体の半分近くを占める偏りのある結果となった。去年も出題学年に偏りがあったため今後もどの学年から出題されても大丈夫なようにしなければならない。
昨年よりも文章量が少なくなっている為、時間が足りないようなことはなく基本的な問題が多かった印象を受ける。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • 記述・論述の問題を解くポイント①
    指定された問題のルールを守ることです。
    指定語彙や文字数を含める記述が多いですが、内容が合っていても指定語彙等を使ってなければ間違いとなります。ここで多いのが読み落としです。問題文の重要部分に線を引きながら問題を解く癖がない人は意外と読み落としによるミスをします。
  • 高得点をとるポイント②
    今回のように易化した問題の場合は基礎知識が重要になります。しかし、問題文の言い回しや言葉を難しくすることで難易度が上がっているように見えます。基礎知識を覚えたう上でやはり必要になるのが読解力です。読解力をつけて簡単な解釈ができるようにできると点数は飛躍的に上がると思います。




総 評

昨年小問数が34問、記述が6問に対し、今年は小問数27問、記述が4問と、全体の問題数が減った。
問題数の減少により、一問あたりの配点が高くなったため、記号選択問題をしっかりと正解することができるかが高得点獲得のポイントとなった。
<地理>
毎年出題される時差問題は、今年も世界地図から経度を読み取る内容だったが、乗り継ぎを考慮しての問題になっていたので難化した。
<歴史>
定番となった歴史の並べ替え問題が無くなり易化した。
<公民>
グラフと資料2つを読み取った上での記述問題が出題。字数制限が無い分、文章をまとめる力が求められる。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

今年の社会は基礎をしっかりと固めているかがポイントとなりました。

  • 地理については、世界地図の読み取り、時差、各都道府県の特徴、地形図
  • 歴史については、近現代史の流れ、仏教の宗派、各時代の代表人物
  • 公民については、三権分立、社会保障制度、国際連合

これらの項目を中心に一問一答形式の問題でしっかりと暗記することが重要です。
また、過去問でも同じ傾向の問題が出ているため、公立高校入試問題の過去問を何度も解き、同じ傾向の問題に慣れておきましょう。