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2016 公立高校入試 5科目分析!

2/16(火)~18(木)に公立高校入試が実施されました。ゼミ生に限らず県内受験生のみなさんおつかれさまでした!
Qゼミ入試情報室では試験が終わった直後から5科目の問題分析を行いました。さっそくその結果をお知らせします!中2、中1のみんなも必見です!



総 評

大問数・問題構成など大きな変化は見られなかったが、出題単元に変化が見られた。
中でも、大問5は難易度は高くないとはいえ、神奈川県では初出題となる「グラフを書かせる」問題となっている。また、大問4は昨年に一度消滅した確率の大問となっている。
新入試となって、大問4は記述をふくまず、大問5は記述を含む問題となっており、出題単元は年ごとに変化している。来年度以降も同様な傾向が予想されるため、幅広い範囲に渡る対策が必要となってくるだろう。
後半は、空間図形・平面図形の証明問題といつもの並びとなっており、空間図形の(ウ)は面と点の距離を求める問題であった。定期テストやワークなどでよく見られる問題であり、ある程度以上の学力を持った生徒であれば、サービス問題といえるような問題であった。また、証明問題も平易な相似の証明であり、得点率も高いものと思われる。
一方で、大問3関数の(ウ)や、大問4確率は高い計算力や情報処理能力が要求される出題であった。
前半に難易度高め、後半に難易度低めといった問題配置になっていたため、先頭から順に解いていくと、前半で多くの時間を費やしてしまい、後半になるに従って焦りを誘うような構成になっている。そのため、テスト全体を見渡すような目があると有利であっただろう。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • ポイント①
    出題単元が固定されていないので、神奈川県の過去問だけでなく、他の都道府県の入試問題などを利用し、様々な出題単元・形式に慣れておくとよい。
    グラフを書く問題も神奈川では初出題だが、全国的に見ると決して珍しい問題ではない。
  • ポイント②
    問題ごとに難易度に差があるため、難しい問題にあたったら、いちど後回しにし、最後にもう一度といったように時間配分を強く意識しよう!
    そのため、日ごろからストップウォッチで時間を計りながら問題に取り組むなど常に時間を意識できる環境で勉強しよう!!




総 評

とにかく時間に追われたと思います。ボリュームあり、難易度も上昇です。
問2・3・4で出題される「単語の書き取り」「穴埋め」「語群整序」といった本来得点源コーナーにおいては、サービス問題はなく、時制の見落としや、前後関係が不明瞭な場合、すぐ失点するように問題作成されていました。語彙力があることは大前提とし、体系的な文法理解も必要になってきています。
問4・5の英作文では、目立った問題はありませんでしたが、助動詞の慣用表現という忘れがちな単元を鋭く突いてきました。Shall I ~?のところを Can I、May I~?と書いた受験生が多かったようです。
高配点の長文問題は、ただ読めばいいというわけではなく、組み込まれた資料(今回は栄養バランスのチャート)を完全に理解しなければならず、いかに冷静さを保てるか試すような問題でした。他にも「時刻表」「クーポン券」といった定番の形式ではあったものの、難易度はやや上昇しており、時間内での消化は厳しかったのではないでしょうか。焦りは禁物ですが時間はかけられません。じっくり解答していると、最後の長文が解き終わらない、といった状況が予想されます。いかに高得点を取るか、今後ますますペース配分が重要になってくるでしょう。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • 各単元で登場する「構文」は完璧に頭に入れておきましょう。
    構文はお皿で、盛り付ける具材が単語です。構文を覚えていれば、あとは単語が入れ替わるだけです。英作文でうろたえることはなくなるでしょう。英作文は考えながらやっているうちはダメです。
    反射的に書けるようになるまで、徹底的に練習です。「わかる」と「できる」は違います。
  • 普段からペース配分を意識して問題演習をしましょう。
    自分がどの程度の問題量で、どの程度の時間を必要とするのか。
    自分の力量を知っておくことがペース配分の設定に役立ち、落ち着いて試験を受けることに繋がっていきます。
  • 思考力を鍛えよう。
    思考力を問う形式が増えつつあります。資料や計算を多用する問題にたくさんチャレンジし、慣れておくことが大切です。結局は演習量、この点を忘れないように。




総 評

全体的にここ数年の出題形式が定着してきた印象であった。

問1 漢字・文法・短歌の解釈
(エ)の解釈問題は素材が昨年の俳句から短歌に変更された。
問2 古文
(イ)「かなふまじ」の解釈を問う問題は古文全体の主旨から解答すべき問題であったため、苦戦した生徒もいたかと思われる。
問3 小説文
「俳句甲子園」を題材に俳句の鑑賞を織り交ぜながら、主人公の心情を読み取らせる問題であった。素材文の文字数が多く、速読を意識しないと設問の検討時間が圧迫されてしまった。記述問題の文中根拠はつかみ易かったようである。
問4 論説文
文章中のキーワードとしてモラトリアム、アイデンティティなど、一般的な中学生がなじみの薄い語句が用いられており、それらの語句の作中での理解が正答率の差にも影響したと思われる。
問5 グラフ・表の読み取り
昨年同様、時間さえあれば解答は難しくなかったと思われる。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • 読解問題はこうやって対策しよう!
    素材文の文字数が増加しています。メリハリをつけた読み方と読解のスピードが鍵になります。神奈川県入試の過去問や全国の公立高校入試問題を毎日1題と決めて演習し、間違えた根拠をよく検討することが重要です。
  • 記述問題はこうやって対策しよう!
    記述力を短期間で伸ばすことは容易ではありません。ですが、文章中の解答根拠となる箇所をつなぎ記述を完成することはすぐに取り組めるはずです。また記述した解答を先生などに添削してもらうのもお勧めです!
  • 漢字、文法問題、古文の問題の対策は・・・
    学校で学習する内容を確実に復習・定着させることが学力向上への近道です。




総 評

昨年までの難化傾向から変わり、今年は易化する結果となった。ここ2年続いた低い平均点から上がることが予想される。
計算問題は約10点分、昨年に引き続き複雑な計算問題は無かった。
今年の問題の特徴は「実験結果を読み取り、その実験結果から考えられる仮説や考察を記述で解答する問題」が出題されたことである。
配点は4点×3問と他の科目の記述と比べて配点は低めになっている。
大単元は問5~7が全て中1からの出題。問8が中3と中2の大問は無かった。
学年別配点は中1(57点)、中2(18点)、中3(25点)となり、中1からの出題が全体の約6割を占める偏りのある結果となった。
問題全体の印象は問題を複雑にするのではなく、1つの単元を深く掘り下げて問われている印象を受ける。表面的な知識をつけるのだけでなく「なぜそうなるのか」という疑問を各単元ごとに持っておいたほうがよいだろう。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • 記述・論述の問題を解くポイント①
    学校で行う実験や普段解いている問題において常に自分なりに考察を考えておくことが大切です。覚えていれば解ける問題だけでなく、覚えた上で思考力を必要とする問題に少しずつなれていきましょう!
  • 難しい入試をクリアするポイント②
    易化したとはいえ簡単なテストではありません。今回のように中1に偏った問題が出題されると1年の復習が遅れただけでそのまま点数差として出てしまう可能性があります。自学年の内容を修めながらも早め早めに復習を心がけることが大切です。去年は中3・今年は中1…来年辺りは中2から大量に出題されるかもしれませんね!?




総 評

昨年と出題傾向、大問数は変わらず、基礎内容を問う問題が増えたため難易度は易しくなった。
問1の世界地理では定番の時差の問題、雨温図を読み解く問題が出題され、資料を読み解く記述問題も出された。基礎的な知識と、試験時にしっかりと出題された内容を判断し、アウトプットする力が試される。
問2では、定番となった都道府県ごとに線わけをする問題と地形図が出題。過去問を解き、問題に慣れれば充分に対応できるレベル。
問3は歴史。昨年度まで定番だった歴史カードを用いての問題ではなかったものの、難易度は高くはなかった。
問4は近代史。やはり戦後の出来事の並べ替えが出題されているので、戦後の出来事は年号下一桁まで暗記する必要がある。
問5、6は公民。時事ネタである選挙権についての問題も出題されたため、1年間の政治に関する内容は押さえておいた方がよい。国際連合の専門機関略称対策は必ず。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • 地理
    時差や雨温図の問題をたくさん解きましょう。なれることが重要です。
    日本地理は各地方ごとの一問一答問題からスタート!基礎を押さえましょう。
  • 歴史
    年号を覚えるよりも、どの順番で出来事が起こったかを時代ごとに把握しましょう。なぜ起こったかも知っておくとよりGOOD!
    戦後の出来事は年号も大事!
  • 公民
    まずはニュースを観ましょう!
    税金や選挙といった身近な内容から、世界情勢まで幅広く覚える必要があります。