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2015特色検査分析


厚木高校の特色検査問題はこちらから


厚木高校の特色検査を紹介します。
特色検査といえば「科目横断型」の試験といわれますが、厚木高校の2014年度の問題は、 問題1が「英語」、問題2が「数学」の問題といえるでしょう。 問題1では、「電子書籍で本を読むこと」についてを話題にあげ、英文での会話が進みます。 注釈のつく単語はやや多いですが、一般の入試の長文と比べ、やや難しくやや長いレベル文章で難解な文章ではありません。ただ、2回読み直す時間はとれないので、『確実に1回で内容を読み取る力』が必要とされます。
点差がつきそうな問題は、問2の「省吾の意見を日本語で説明する」問題です。難しい内容を話してはいませんが、指定の文字数でまとめる『記述力』が必要です。必要なワードは何かをつかみ、キーワードを落とさずに記述する練習は国語の入試対策で行いましょう。
また、問5では「最近どのような本をどのような目的で読んだか」を英語で記述する問題でも点差がつくと考えられます。
=文系の問題は「英語の基礎力(単語・文法)」+「記述力」

問題2では、「DNAについて」の会話から数学的な処理能力を問う問題が出題されています。一見理科の問題のように見えますが、問題を解いてみると理科の知識は一切必要ないことがわかるでしょう。
表から読み取れることを選択する問題、説明されていることを使って塩基配列を書く問題は確実に取りたい問題です。
問11は難しめの問題ではありますが、ヒントが多く書かれています。効率的に解答を絞っていく処理能力が必要です。
=理系の問題は「図表の読み取り」+「数的処理の速さ・正確さ」

どちらの問題も「文章を読んで」という形式ですので、文章を読むことに億劫にならずに、日頃から長い文章にもチャレンジしておくと良いですね。

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希望ヶ丘高校の特色検査問題はこちらから


過去2年連続で出題されていた、希望ヶ丘高校特色検査の特色とも言える文章並べ替えが2015年度入試では出題されませんでした。代わりに、過去ほとんど出題のなかった「立体図形」に関する問題が冒頭に、しかも大問で出題されたことに驚いた受験生も多数いたのではないでしょうか(正確には昨年度は小問で1題だけ含まれていましたが、特に詳しい知識がなくても解けるようなレベルでした)。ここから得られる教訓としては「志望校の過去問傾向のみに合わせることなく、他の過去問も含めた幅広い対策をしておくべき」ということでしょう。現に今回の希望ヶ丘は過去の文系論理性偏重から一転し、上記問題のみならず【課題4】肖像画の問題でも理科(鏡)にまつわる出題がされており、大きく傾向が変わったと言えます。

それでも一貫して「論理性」を重要視している姿勢は随所に垣間見られました。【課題2】のベン図(高校数学範囲:集合)を用いたグループ分けの問題は、練習しておいた方が安心でしょう。

また、特色検査では鉄板とも言える資料を見て記述させる問題も毎年出題されています。他校の過去問も含めて十分練習しておくことが合格には不可欠でしょう。

全体を通して今年は問題ページが増え(昨年度の6ページから今年度は10ページ)、処理するべき情報量が多くなりました。上述した通り事前の練習により、処理スピードを上げておくことと共に、全問正解を目指すのではなく「解ける問題を確実に得点する」という姿勢も必要です。

希望ヶ丘高校を目指す皆さん!

記念祭で「神高Yeah!」と叫ぶことを夢見て、上記分析も参考に万全の準備をしてください。
※「神高」とは当校の旧称の略称

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今回は横浜サイエンスフロンティア高校の特色検査をご紹介したいと思います。
例年と変わらず1つのテーマに対し、読解・説明・提案の3つの観点で問題を解いていく形式。今年のテーマは「食品ロス」。最近の傾向としては現代社会における課題がテーマになることが多く、昔の理系重視の問題から「分析を行い、提案を文章で表現する」といった文系的な要素が強い問題へ変わってきている。


問題数は4題と少ない為、1問あたりの配点が大きく資料も1~7までと多いので情報処理能力(速さ・正確さ)が求められる。

今回は問題4に注目してみたいと思います。
< 問題文 > ~プレゼン形式の問題~
食品ロスの削減や食品廃棄物の再生利用を促進するためには、どのような対策を講じるべきか。食品関連事業者ならびに消費者(一般家庭)のそれぞれの立場から説明しなさい。なお、資料からの引用ではなく、あなたのアイデアを分かりやすく説明しなさい。また、説明の中に、その対策を考えた理由を必ず書くこと。説明には図やイラストを用いてもかまわない。


横浜サイエンスフロンティア高校の特色検査問題はこちらから


解答・解説はこちら

この問題のPointは「解答が論理的でかつ具体的である」ということです。
①資料からの引用が出来ないため、自分のアイデアを考える必要がある
②考えた対策に具体的な提案・施策が書かれている
③その提案をした明確な理由や根拠がある
これらを2通りの視点から考え表現する必要があります。

資料や自分の持っている知識などを参考に身近なテーマとして書くと比較的書きやすい内容になっています。対策としては日常生活の中で常に「なぜ○○はおきたのか」「その原因は」など疑問を持ち、考えながら過ごすだけでもよい対策になると思います。



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今回は県立横浜緑ヶ丘高校の特色検査をご紹介したいと思います。
実は、今年の横浜緑ヶ丘高校の特色検査で出題された問題と
Qゼミで特色検査対策用に使用した予想問題が見事に的中していました。




昨年のQゼミで実施された対策プリントをご紹介します。


いかがでしょうか?
緑ヶ丘の特色検査の問題は、ある程度どのような問題が出るか推測できる特殊なものではないことが分かります。
過去に出題されている問題と比較をしても形式・内容・方針ともに変化はないと言えます。 類題演習をしっかり繰り返し行っていれば対策は十分と言えるでしょう。
そのためには、普段からニュース・新聞などで気になったテーマ(社会問題など)について 自分なりの意見をしっかり持つことが重要です。また、その自分の意見を他者に上手に伝えられるように記述の訓練をすることが必要になってくることを知っておいてください。

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今回は柏陽高校の特色検査をご紹介したいと思います。


特色検査問題と聞くと、非常に難易度の高い問題がずらりと並び、何か特別な勉強を早くから取り組まなければ手も足も出ないといった印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この問1をみてください。




ここで、昨年のQゼミで実施された対策プリントをご紹介します。

どうでしょう。かなり易しい問題と感じられたのではないでしょうか。単元でいえば中学1年生で履修する線対称です。特別な学習が必要ということはありませんね。主要5教科の習熟度を上げていくことが特色検査においても最も大切なのです。


ただ、「線対称・点対称」が共通入試で今まで出題されていないことからもわかるように、過去問などの入試頻出問題ばかりやっていてはいけません。5科目の内容をバランス良く、使いこなせるように学習していきましょう。主要5教科の勉強が全ての土台作りになることを知っておいてください。

模範解答はこちら



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柏陽高校の問3から問5をご紹介します。


柏陽高校の特色検査問題はこちらから



解答・解説はこちら

《問3》

問3は資料の読み取り問題でした。開国期前後の日本の貿易状況と明治期の鉄道路線図から、当時の政府が鉄道を敷設した主目的を類推させる問題でした。小問中3題は歴史に関する基本的な知識があれば容易であり、記述問題も資料から出題意図を捕らえることは出来たと思われます。歴史を学ぶ際には用語の暗記に留まらず、歴史的な出来事の原因や理由も考える習慣が重要です。


《問4》

問4はどのような経緯で世界の貧困問題が ” つくられる ” のか、貧困地域の分布と歴史的背景を織り交ぜながら論じた文章からの出題でした。現代における南北問題が、その原因において、欧米列強の植民地支配と搾取という「歴史的境遇」に起因していることを読み取らせるだけでなく、貧困問題の解決・改善のための方策や将来的な展望を記述させる 出題です。解答の際、問題文に「4つの表現をすべて用いて」や「筆者の具体的な考えを踏まえ」など解答の道筋へのヒントがあり、「国際分業体制の打開」というポイントに達することは出来たと思われます。もっとも書くべき内容はわかっても、採点者に一読で理解してもらえる論旨明快な文章が書けたかは差がついたのではないでしょうか。普段の学習から記述問題の対策を意識し、書いた文章を先生などに添削してもらうことが、苦手意識をなくすきっかけとなるでしょう。



《問5》

問5は英文読解問題の出題。単語や熟語が中学校の教科書の粋を超えているため、必然的に注意書きの意味を確認しながら解くことになるのですが、それでは時間がかかってしまいます。つまり中学校の教科書の粋を超えた語彙力は必要だと考えるべきでしょう。その対策としてはやはり英検準2級などを取得することが早道だと言えます。 もっとも文章量自体はさほど長くなく、設問も英文内容さえ理解できれば難問とはいえないため、本高校を受験する生徒の間ではあまり差はつかなかったと考えられます。 文系問題対策全般に言えることですが、論理的思考力、記述力、正確な英文読解力を伸ばしていく学習がカギとなります。



2015特色検査分析


【全体として】

ここでは理系の問題に関しての分析を行いました。課題1も、課題2も前提に長文の説明文が添付されていますが、特に理系問題を解くにあたり、これらの文章内容を活用しないと解けないという問題はありません。極端に言ってしまえば、この説明文を読まずに、いきなり問題をやっても解けてしまうものとなっています。全体としては「数学、理科的に推測や予想をする力」、またそれらを「なるべく簡潔に記述説明する力」、そして与えられた条件をしっかり読み取り、具体的に作業してみたりして考える「情報処理力」などが必要となるでしょう。理系とは言っても、高度な計算や理科知識が問われるような問題ではないので、数学や理科が苦手な受験生もしっかり読み、最後まで諦めないことが大切です。


横浜翠嵐高校の特色検査問題はこちらから



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【課題1】


《設問1》

平行線と重ならないようにするには、中心を平行線から3m離したところに決めること。それを思いつくかどうかがカギです。またその後、平行線どうしの間隔が10mである一方、その線から上下3mづつ離して円の中心を置くことを考え、条件を満たす円の中心位置を全体的な面積に対する割合から推測できるかどうかもポイントです。


《設問3》

中学理科で学習する「侵食」で、氷河による侵食は習ったことがなかったのではないかと思います。しかし、この図2-a、図2-bから何を言わんとしているのかを、今までの経験、学習内容をフル動員して推測すれば解けない問題ではありません。A問題では、氷河が厚い部分が、その分重く、侵食作用が大きいことが思いつくかどうか。B問題は、侵食された土砂はより下方に堆積するということがわかればよいですね。



【課題2】


《設問1》

A問題は、1行目2行目の「1」の個数が偶数、15ビットのデーターの中に「1」が偶数個あるとされているので、偶数から偶数を引いても偶数になることに気がつけばそれほど難問ではなかったと思います。B問題は具体的にこの表に「0」と「1」を表に記入していけば、Gが誤っていることは簡単に見つかります。


《設問2》

A問題はスケートのスピン、地球の自転、が模範解答にありますが、ライフルの弾を回転させて発射させることで弾の軸が安定し、目標に的確に命中させる技術なども知られています。他にも身の回りでそのような例を調べてみるのは面白いことです。B問題は高校の範囲ですが、この条件から棒の長さと物体の速度が反比例することを読み取り、そこから式化すれば解けるでしょう。ただ、試験という緊張した中、また限られた時間の中では、そこに思い至るのが難しいかもしれませんね。


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今回はもはや県内最難関の公立高校と言ってもよい横浜翠嵐高校を取り上げます。全文読むのがちょっと大変ですが、まずは以下をクリックして問題全体がどんなものかボリューム感も含めて確かめてみてください。
なお、今回は特に【課題1】の設問2,4と【課題2】の設問3,4に注目したいと思います。


横浜翠嵐高校の特色検査問題はこちらから



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形式は過去2年と大きな変更はなく、長いリード文を伴う大問2問の構成でした。
5科目の知識を広く横断的に活用する点や、英単語集が問題とは別で配布される点も同様でしたが、過去2年と比較して記述問題が短くなったことで、若干ですが対応しやすくなったように思います。小問の数は14問で、合格者の平均が5~6問程度の正解率だと思われます。全てに時間をかけるよりも、組し易いと思う問題を優先的に解いていく作戦も有効です。


まず、大問ごとにある長いリード文ですが、実はじっくり読まなくても各小問の解答にさほど影響がありません。大切になってくるのは文を読むスピードと、内容をざっくりと理解する力です。普段から文章を読むときに、スピードと内容の要約を意識していくとよいでしょう。


次に、英語が絡む問題についてですが、2問が出題されています。さほど長くない文章の中に未習の単語が約80個もあり、分からない単語は別紙の単語集を確認しながら読みすすめることになります。ですが全体的な問題のボリュームを考えると、その都度単語集に目を移していくのは効率がよくありません。単語集を確認しなくても読めるレベルの単語力が求められていると言えます。英検準2級レベルの単語力があると有利になるでしょう。


また、英語以外の文系の力が求められるものですが、英語が読めた上で内容を日本のことわざに置き換えよ、という国語を絡めた問題や、17世紀に始まった市民革命や、イギリスの産業革命など社会の知識を絡めた記述問題が出題されています。冒頭にお伝えした通り、5科目の知識を総動員する問題が出題されています。


中学校で得た知識をもとに、高いレベルでの思考力と表現力が求められています。




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今回は湘南高校の検査から、問4を取り上げてみます。
まずは問題をご覧ください。


湘南高校の特色検査問題 問4はこちらから



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問4は最終問題です。昨年度は「暗号」、一昨年は「携帯電話の料金」をテーマとした出題でした。
今年度は「パズル」の出題となっています。
テーマは毎年違うものの「数学」に関する点では一致しています。
問4以外はその科目の知識が必要とされるのに対し、問4ではその場での発想力が正誤を分けるということも共通しています。

正解するためには、
 1.問題文を正確に読み取り
 2.ルール(手がかり)を見つけ
 3.そのルールをもとに数多くの作業(試行錯誤)をする

この3つの手順に沿って進めればよいのですが、スピードが求められるため、「その場でじっくり考えればよい」と安易にとらえてはいけません。
前半の設問は、問題文中にあるルールに従って、実際に数字を当てはめていけば正解が出ますので、易しい問題といえるでしょう。
神奈川公立高校入試における「規則性の問題の設問(ア)」や、「確率の問題の設問(ア)」をイメージするとわかりやすいと思います。
後半の設問では、「自分でルールを見つけていく」必要があります。
こちらは、「数の性質に関する問題」をイメージするのが近いかと思います。(証明問題ではありませんが。) ただし、「数の性質に関する問題」の多くは、あらかじめ「一番小さい自然数と、一番大きい自然数の積は、真ん中の自然数の2乗より1大きいことを証明しなさい」といったように結論が明示されていますが、自分で結論を見つけるような問題となっています。
また最後の設問では、自分で見つけたルールをもとに当てはまる候補を絞っていくことになりますが、最終的には考えられる組み合わせをすべてためし、矛盾のあるものを除外していき、1つに絞ることになります。
最後の最後で、「1つずつ正確に計算をし矛盾を見つけていく」という集中力を要する作業を要求されますので、ここに辿りつくまでで精一杯といった状態では、正解は望めません。
余力を持って取り掛かれる位でないと、厳しい問題となっています。
対策としては、やはり特色検査の過去問をやり込むというのが一番だと思います。
湘南高校だけでなく、他校の問題でも同じような能力を要求されている問題がありますので、積極的に取り組みましょう。



2015特色検査分析


今回は、湘南の問1と問3をご紹介したいと思います。


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湘南高校の問1は国語と英語の融合問題となっています。国語の読解力がメインです。今年の文章はレトリック(修辞法)についてでした。レトリックの説明が文章中に書いてあり、それを正確に理解できているかが問われています。文章は長いわけではありません。言葉と文章をしっかりと理解する集中力が必要となります。普段からの読解力を高めることが大切です。英語では、英作文が新たに出題されました。12語以内という字数制限でしたので、今年のレベルの英作文であれば、湘南高校用の英作文対策が必ず必要ということはないでしょう。
問3は社会と数学の融合問題となっています。資料からの読み取りがメインです。ただし、基本的な知識が無ければ、資料からだけでは正解できません。今年の問題では、フランスの総発電量の中で、原子力発電の割合が高いという知識が必要となりました。100字の記述問題は、2つの資料の内容から、国産牛肉とアメリカ産牛肉のどちらを選んだ方がよいか、というものでした。中学生への質問としては、国産牛肉と答えさせるかと思いきや、資料をふまえると、アメリカ産牛肉を選んだ方がよいという解答になるものでした。資料から正確に情報を読み取る力が必要となります。
湘南高校の文系の特色検査は、読解力と資料の読み取りが鍵となります。