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2015 公立高校 入試5科目分析!


2月16日(月)に行われました神奈川県公立高校入試(筆記試験)、新聞の神奈川欄、テレビ神奈川などでも簡単に解説されていましたが、QゼミWeb通信でもQゼミの実力講師が本気で解説しています!
受験が終わった中3生も、これからの中2、中1生も必見です。


総 評

大問数は昨年までと変わらないものの、出題傾向は大きな変化が見られた。
具体的には、確率の出題がこれまでの問4からがらっと変わり、問2の1行問題での出題となっている。そのため、配点も3題12点分だったものが、1題4点分となり、難易度も大幅に易化した。
代わりに、神奈川県公立高校入試では初出題となる「ヒストグラム(資料と代表値)」の出題が加わった。こちらは、正確な用語の理解と、答えを導く過程で多くの計算が必要となり、スピードと正確性が要求される問題となっている。
問5に関しては、パターンが読めない問題となった。共通選抜初年度は「数の性質に関する証明問題」、昨年度は「連立方程式の文章題(過程も記述)」、そして今年度は「2次方程式の文章題(過程も記述)」となっており、さながら記述アラカルトの様相を呈している。来年度以降も記述という共通点はあるものの、単元は年々変化していくものと思われる。
また、問6の(ウ)は、セオリー通りでいくと「展開図を書き考える」問題であるが、それが通用しない問題となっている。そのため正答率もかなり低くなるものと予想される。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

入試問題は、問題によって難易度にバラツキがあります。志望校に合わせて、対策と準備を進めていきましょう!

  • トップ校志願者の方は・・・
    ターゲットとなる目標得点は80点以上!難易度の高い問題も正解しなければいけません。そのためには、神奈川県だけでなく、全国の入試問題の過去問題にチャレンジしていきましょう!
  • 2番手校志願者の方は・・・
    比較的難易度の低い問題を確実に得点することに加え、記述の問題や証明問題での得点が欠かせなくなります。普段から、途中式や解法の過程を書くことを意識して取り組みましょう!
  • その他の公立高校志願者の方は・・・
    難易度の低い問題もたくさん出題されています。それらをミスなく取り切ることが必要になります。まずは、正確性とスピードを意識し、入試形式の問題でしっかりとトレーニングしましょう!


総 評

昨年と比較し、出題傾向で大きく変わった点は、リスニングの日本語記述が英語記述になったこと。問題の質は、全体的に難しくなった。
問2では日本語訳がなくなり、さらにforeignとreceiveという比較的難度の高い単語が出題。例年よりも正答率が下がったことが予想される。
問4では「間接疑問文」と「関係代名詞の省略」の問題が、比較的難度が高く、苦戦した生徒も多かったと思われる。
英作文では、正答の幅が広い内容が出題。こういった問題は、文章の内容よりも文法や単語のミスがないことがポイントとなる。
長文読解では、素材文の中に「中学校では学習しない単語」が例年よりも多くちりばめられていた。注釈を見る回数が多くなった受験者は、時間が不足してしまったかもしれない。また、設問の中に、「文脈から正しいものを選ぶ」という国語力が必要なものが出題されており、これも難易度を上げる要因のひとつになったと思われる。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

アドバイス①
神奈川県の出題傾向は毎年少しずつ変化しています!神奈川県だけでなく、色々な都道府県の問題を解いておくことをお勧めします!
アドバイス②
長文の注釈が増えたことによって、語彙力のある受験生と、そうでない受験生との「読解スピード」の差が開く結果となりました。特にトップ校を目標している人は、英検準2級の対策をすすめていくと、有利な受験にすることができますよ!
アドバイス③
自由度の高い英作文が出題されます!決められた文章を英語にする練習だけでなく、自分の意見を英語で記述する練習をしておきましょう!



総 評

「問1漢字・文法・俳句の解釈」「問2古文」
共に例年を踏襲する内容・レベルで確実に得点したい出題であった。
「問3小説文」
内容は比較的読みやすいが、素材文の文字数が増加。そのため、ポイントとなる心情の読み取りを中心に、テンポ良く問題を解いていく必要があった。設問(ウ)(エ)の問題は選択肢の後半部分を丁寧に分析できたかで、差がついたと思われる。
「問4論説文」
思想家の「読書に対する考え方」を論じた文章から出題された。素材文冒頭では筆者特有の書き出しにより、話の方向性を把握しにくかったように思われる。また「100字以上110字以内の一文」で理由を記述することが要求された(オ)の問題は、昨年の記述問題から文字数が倍増しており、限られた時間の中では大半の受験生が苦戦したことと思われる。
「問5グラフ・資料の読み取り」
形式は昨年同様の出題。最後の記述問題は、指定された条件から書くべき内容が明白であり、配点も高かったことから、確実に得点したい問題であったといえよう。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • 読解問題はこうやって対策しよう!
    最近の入試では、読解問題の素材文の文字数が増加してきています。読解のスピードと、内容を要約しながら読んでいく力が必要となります。問題を解く際には大問ごとに時間(10分~15分)を設定して解く練習をしておきましょう。神奈川県入試の過去問や全国の公立高校入試問題がお勧めです。
  • 記述問題はこうやって対策しよう!
    これからも100字程度の記述問題は、出題が続くことが予想されます。記述力を短期間で伸ばすことは簡単ではありません。ですので、早い時期から記述問題を多数解き、慣れる必要がありますね。記述内容を添削してもらうのもお勧めです!
  • 漢字、文法問題、古文の問題の対策は・・・
    学校で学習する内容を確実に復習・定着させることが大切です。日々の学習を大切に!


総 評

昨年は難易度の高い計算問題に悩まされたが、今年は計算問題の問題数が減少し、難易度も簡単になった。(計算問題の配点:昨年30点→今年15点へ減少) また、毎年出題されていた化学式・化学反応式・イオン式の記述も出題されなかった。
今年の問題の特徴は「セット解答」と「選択肢の増加」。
昨年、1題のみの出題となった「両方できて正解」となる問題が、今年は5題の出題。配点だと18点分にもなる。
また、昨年は6択問題が3題出題されたが、今年は5択問題が4題、6択問題が3題、7択問題、8択問題がそれぞれ1問ずつと、飛躍的に出題数が増えている。 点数がとりづらいテストだった為、昨年同様、難易度の高いテストとなった。
実験の図や結果の表、グラフなど、全てにおいて正確に読み取る力が求められる。
学年別配点は中1(25点)、中2(33点)、中3(42点)となり、中3からの出題が全体の4割を占める結果となった。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • 難しい入試をクリアするポイント①
    今年は、選択肢の多い問題がたくさん出題されました。「書いてあることが何となく正しい」と感じてしまう人は要注意です。選択肢の多い問題を突破する為のコツは「消去法」です。正答を選ぶのではなく、間違いを確実に消せる力を身につけましょう。残ったものが答えです。
  • 難しい入試をクリアするポイント②
    「複雑な実験」「資料やデータの読み取り」「文章の長い問題文の整理」の練習をしましょう。こういった問題を正確に読み取るためには、必要な部分を簡略化することがポイントです。入試形式の問題を活用して、しっかりと対策をしていってください。


総 評

選択問題は解きやすい問題が揃っていた。資料読み取り問題の出題も多く、読み取りも複雑なものではなかった。また、出生率の資料読み取り問題は入試制度が変更してから初の出題となった。歴史分野では、正答率が低くなりがちな並べ替えの出題は2題となり、内容も分かりやすいものばかりだった。
公民分野では、労働三権を選ぶなどの安易な問題が目立つ。
また、用語を記述させる問題では、お正月に食べる「もち」と「消費者」のみとなり、この2語も答えやすい問題となっている。
時差問題も例年通り出題されたが、経度を略地図から読み取って時差を求める定番の問題。全体的に解きやすい出題が目立つ入試問題となった。
記述問題は、長文記述が2題出題。歴史分野からは、「農地改革」に関する問題。自作農・地主・小作人の相互関係と政策の知識が必要な問題であった。公民分野からは、「出生率」「育児」「保育所」に関する問題。いまの日本の社会動向に関する出題となった。

これから受験をする生徒さんへ ずばり対策方法

  • 地理の対策方法をズバリ!
    中学校で学習したことが総合問題となって出題される・・・それが入試の地理です!これまでの定期テストの対策とは毛色が違います。入試の地理で高得点を取るためには、教科書の学習ではなく、入試形式の総合問題をたくさん解いていきましょう!
  • 歴史の対策方法をズバリ!
    覚えても覚えても完璧にすることは難しい・・・それが入試の歴史です!ですので、短期間の学習では高得点を取ることはできません。早めの対策、長めの対策が歴史問題突破の鍵になります。今すぐ勉強を始めてください!
  • 公民の対策方法をズバリ!
    中3の定期テスト対策を今まで以上にしっかりやること。それが入試に直結します!それに加えて、世の中の情勢に興味を持つこと!日々、国内では色々なことが動いています。政治・環境・経済などなど、自分が生活している日本と地球に興味を持ちましょう!