国大Qゼミが運営する情報サイト

高校入試ここがポイント


高校入試分析の最終回となる今回は、英語・国語を取り上げます。
前回までに取り上げた「数学・理科・社会」と、今回取り上げる「英語・国語」は傾向が異なります。
まずは、前回も登場した得点分布のグラフを見てみましょう。




英語も国語も、どちらもグラフの山の頂上が右のほうに寄っています。
これは、「平均点が高い=易しい」ことを意味します。
実際に、英語は55点、国語は68点が平均点となっており、前回の理科・社会よりもはるかに高くなっています。
平均点が高い科目と低い科目では、対処法も変わってきます。
平均点が高い科目は、「いかに失点をしないか」が最重要になります。
そのためには、漢字や英単語のミスが許されないのはもちろんのこと、記述問題においても書けていることは前提として、「問題の条件を満たせているか」といった観点が重要になります。
ですので、書き終わったあとに、
・誤字、脱字はないか。
・字数制限をクリアしているか。
・指定の語句はすべて使用しているか。
・設問に合わせた答え方になっているか。
  (文末表現、本文から読み取れることに触れながらなど)
といったところに注意しながら読み返してみましょう。
また、「失点をしない」ためには、「すべての問題を解き終わっている」ことが必要ですから、スピードアップを意識して取り組みましょう。

高校入試ここがポイント


今回は、理科・社会を取り上げます。 下のグラフを見てください。 前回・前々回の入試での得点分布になります。 どちらが理科でどちらが社会かわかりますか。横軸は左から右に向かって高得点になっています。



上のグラフが理科で、下のグラフが社会になります。
2014年度では、どちらのグラフの山の頂上も左側に寄っていることがわかります。 これは得点が低い、つまり、難しい問題だったことを表します。現に、理科の平均点は38点、社会は49点となっています(どちらも100点満点)。
では、来年の入試でも難しい理科・社会になるのでしょうか。
これを考えるには、前々回の入試までさかのぼって考える必要があります。
理科は、前々回は易しく、前回は難しくなっています。 おそらくは、前回が難しかった反動で、今回は易しくなるのでは?と考えられています。
反対に社会は、前々回も難しく、前回も難しかったので、今回も引き続き難しくなりそうです。
ただ、いずれの科目も記述の出来が合否を左右することには変わりありません。
覚えた知識を記述するだけにとどまらず、複数の知識を組み合わせ、記述するような問題が多いですから、複数の語句指定のある記述問題などしっかりと練習しておきましょう。

高校入試ここがポイント


いよいよ、高校受験が近づいて来ました。 神奈川県の公立高校は「新入試制度」になって3回目の入試を迎えようとしています。
毎年、「新傾向」と呼ばれる問題が出題されていますが、今年はどんな問題が出るのでしょう。その可能性を3回に渡って、科目ごとにみていきます。
第1回の今月は「数学」です。
2年前の入試(新制度1年目)では、「数の性質に関しての証明問題」が出ました。
これは、出題例などもあったことから予想通りの出題でした。

H25年 出題例




















1年前の入試(新制度2年目)では、「連立方程式の立式から解答までの過程の記述問題」が出題されました。
前年が「数の性質」の問題だったので、今年もきっと・・・と思って臨んだ受験生も多かったように思います。
問題自体は難しくありませんでしたが、予想外であった分だけ戸惑いも多く、失点に繋がってしまったのでは!?と思います。

H26年 出題例


H26年 岩手県出題例

過去2年、それぞれ違う内容での出題となっているので、今後も違う内容での出題が続いていく可能性が高いものと思われます。
他の都道府県の出題状況も参考になります。たとえば「資料の整理・ヒストグラムを書かせる問題」「関数・グラフを書かせる問題」「文字式と相似の融合問題・式を書かせる問題」などです。キーワードは『書かせる』です。
『書かせる』ことに主眼が置かれていますので、解答にたどり着くまでの過程を正しく記述できるかどうかで得点が左右されます。
落ち着いて取り組めば解ける可能性が高いので、臆せずどんどん取り組んでいくようにしましょう。

その他、神奈川ではあまり出題されていないが、他都道府県では多く見られる問題としては、回転体・作図があります。「コンパスを使ったつもりで作図をしなさい」といった出題例も実際にありますので、全国の入試問題に触れておくとよいですね。

H26年 大分県出題例 <回転体の問題例>